FC2ブログ
2007年08月29日 (水) | edit |
私は料理の本を見るのが大好き。
「作ろう」などと思わずに、
ただボンヤリ見るのが結構好きなのですが……
中国に行くと、どうしても買わずにいられないのが
日本料理の本なんですよね~
だってアヤシイんだもん。
ただボンヤリ見ているつもりが、
思わず姿勢を正して突っ込みを入れたくなるんです。

今回も日本食の本を2冊買ってきましたが……
突っ込みどころ満載です。(笑)
2007_08290039.jpg
まずはこの本。
「62種の日本のおにぎり・寿司」。
2007_08290040.jpg
リンゴの肉巻きおにぎり。
たしかにリンゴを豚肉で巻いたものはおいしい。
私は大学の頃、よく作りましたよ。
でも、これを乗せたら食べにくいでしょー!
2007_08290041.jpg
ごぼうベーコンバーガーと豚肉の生姜焼きバーガー。
……モス?
そりゃあライスバーガーはおいしいけど
家ではほとんど作る人がいないと思うなあ。
2007_08290042.jpg
鉄火巻きとかっぱ巻き。
いや、それはいいんだけど。
実はこの本には、いろいろウンチクが書いてあるわけです。
ちょっとそこのところを訳してみましょう。
「鉄火とは、そもそも鉄が焼けて真っ赤になっている様子のことを言う。しかし寿司用語では赤い材料のことを指す。例えばマグロや唐辛子など」
ちがーう!
唐辛子は鉄火とは言わない!
「カッパとは寿司用語では小さいキュウリを指す。なぜなら小さいキュウリの切り口がカッパのハゲ頭に似ているからである。それゆえにこのように呼ばれるのである」
ちがーう!
キュウリがカッパの好物だからカッパ=キュウリなのであって、
キュウリの切り口がカッパのハゲ頭に似てるからじゃないぞ!

と、まあこのようにして誤解は進んでいくのだろう。
では、もう1冊。
2007_08290038.jpg
「伝統的な日本料理」。
2007_08290033.jpg
「ハッピーとんかつ」。
この本にもいろいろウンチクが書いてあるので
そこのところを訳してみる。
「日本人は酒を飲むのが好きで、仕事帰りに友人を誘って居酒屋に行き、酒を飲みながらおしゃべりをする。この料理は伝統的な日本料理で、外はサクッと中はしっとりしていて、香りよく味もよい。キツネ色の光沢も眩く、酒のつまみに最適である」
ちがーう!
普通、とんかつは酒のつまみには食べない!
とんかつはご飯のおかずだ!
それに日本人より中国人の方がよっぽど酒好きだと思う。
2007_08290034.jpg
「豚角煮」。
こちらもウンチクを。
「“角煮”は日本ではしばしば見られる調理法で、食材をかたまりに切って煮込み、その他のいろいろなものと一緒に食べるのが一般的である。長崎の“角煮饅頭”はよく煮込んだ肉をマントウ(蒸しパン)にはさんで食べるものである」
をいをい……
豚の角煮はそもそも中国料理なの。
長崎の角煮饅頭は卓袱料理が起源なの。
マントウだって中国のものなの。
ホントにもう……
2007_08290035.jpg
「タコ納豆」。
あのね。
納豆とあわせて食べるのはタコじゃなくてイカなの。
中国人はタコとイカの区別がつかない人が多いんだけど、
料理本を書く人にとって、それは致命的なのでは?
2007_08290036.jpg
「天ぷら味噌汁」。
伝統的な味噌汁の場合、天ぷらは入れません……
ちなみにウンチクを。
「味噌は日本の代表的な調味料で、朝食には欠かせないものとなっている。新鮮な味噌汁においしいエビを加えたら、ほらごらん、見る人をしてヨダレを1メートルも垂らしめることよ♪」
だ~か~ら~
味噌汁にエビを入れても私たちはそんなにコウフンしないの。
それに朝から天ぷら入りの味噌汁なんか飲んだら
一日中胃にもたれちゃうじゃないの、ねえ?
2007_08290037.jpg
「デリシャスじゃがいも寿司」。
んじゃ、ウンチクを。
「この寿司は、揚げ物を使って作り、創意工夫に富んでいる。黄金色に揚げたイモに緑の海苔と食感やわらかな白米を合わせることで、黄色と緑と白が融合し、見た目にも鮮やかで食欲を倍増させる」
しかも上に乗っているのはただのジャガイモではなく、
バターで炒めた玉ねぎ・ピーマン・シイタケを混ぜて作った
コロッケなのだ……
どうも私には食指が動かないんですが……

私、中国で正しい日本食の本を出版しようかな……
これ以上日本食への誤解が進まないうちに。
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック