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2017年12月05日 (火) | edit |
皆さんは「クルド」って知っていますか?

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実は私もあまりよくわからないんです。
トルコからイラク、イランにまたがって暮らしている民族、という以外は。
そんなクルドのお料理、ちょっと興味がありませんか?

実は昨夜、クルド人の生徒に「今年の8月に
十条にクルド料理の店がオープンしたの」と聞きました。
それは気になる。
行ってみなければ。
幸い、今日は昼間の仕事が無し。
ならばチャンス!

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なんとお店は十条駅の南口を出てすぐの場所。

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お店の名前は「メソポタミア」。
まさにそのまんまの名前です。

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クルド人のお客さんが用意してくれたというタペストリー等が
店内に飾られています。
この色彩豊かな色遣いがこの地方独特のものなのでしょうね。
私がトルコに行ったのは10年以上前ですが、
そのときに見た鮮やかな色遣いは今でも鮮烈な記憶として残っています。

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お料理の種類はあまり多くないのですが、お値段的にはリーズナブル。
ランチなら1000円前後で十分だし、ディナーでも予算2000円くらいかな?
そしてメニューを見て気づくのは、やはりトルコ料理との共通性。
アラブ~中東あたりはだいたい似たような食文化なのですが、
クルドも例外ではありませんね。
夏の定番、キュウリとヨーグルトのジャジュクもあるし、
羊のひき肉をのせたラフマジュンというピザもありますよ。

私はワンプレートになったメソポタミアセットに
ヨーグルトスープを付けてもらいました。

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これがそのヨーグルトスープ。
トルコでは「ヤイラ チョルバス(高原のスープ)」と呼ばれているものですね。

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麦が入っていて、ミントの香りでさっぱりしています。
もちろんヨーグルトの酸味が独特で、
もしかするとタイ料理のトムカーガイなんかは
このスープが原型なんじゃないかと思ったりします。
ほどよいとろみもあって、私は結構好きですよ。

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そしてこれが私の食べたかった「ひき肉団子のブルグル包み揚げ」。
トルコでは「イチリ キョフテ」と呼ぶのですが、
クルドでは「クフテ ビ イチ」と呼ぶようです。
メニューでは「タワ」という野菜の煮込みが添えられていましたが、
今日はタワがないということで、「ナスのひき肉詰め」が入りました。
ちなみにこのナスの料理は、
トルコでは「カルヌ ヤルク(腹切りの茄子)」と呼ばれているもの。
(よく似た料理で「イマム バユルドゥ(お坊さんの気絶)」というのがあるけど、そちらは冷製)

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イチリキョフテって作るのが大変なんですよ。
ブルグルという挽き割り込麦を小麦粉と一緒にこねて生地を作り、
その中にひき肉を詰めるのですが、
私はレシピ本を見ただけで挫折しました。orz
ほんのりと羊の香りがして、アンカラで食べたイチリキョフテを思い出します。
ムチムチとした生地の食感もブルグルっぽくていいですね~

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茄子のひき肉詰めの方は、茄子がトロトロにやわらかく、
中に入っているひき肉と一緒に食べると、
まるで茄子の味噌田楽を食べているような懐かしさがあります。

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そしてこのピラフ(ピラウ)もトルコと同じもの。
米にリゾーニという米型のパスタを入れて炊いたもので、
トルコだけでなく、エジプトなんかでも同様の炊き方をしますね。
米だけで炊けばいいのに、と思っちゃいそうですが、
やっぱりリゾーニが入るだけで食感が変わってくるので
これは入っていた方が絶対いいと思います。(笑)
ピクルスの方はさすがイスラム系という感じで、
塩とレモンを使っているのだそうです。
トルコに行ったときには、いつも食卓に塩、胡椒、レモン、
オリーブオイル、オレガノ、唐辛子が置いてあってビックリしたのですが、
イスラムでは酒などの醸造したものが口にできないので、
酢も使えない(日本なら醤油も×)みたいなんです。
だからビネガーではなくてレモンだったんですね。
ジグソーパズルのピースのように、
食を通して様々な謎が1つにつながっていきます。

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世界は本当に広い。
でも、実はお隣ととても近くて、意外と理解できる部分もたくさんある。
私にとって食べることは世界を理解することでもあるのです。
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